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当山荘のある八ヶ岳南麓は東京よりもほぼ一月遅れで春が来ます。ですから、1年に2回花見ができることになります。 
庭には、唐松と赤松がそれぞれ約10本程度、大小の山桜(薄墨サクラという種類のようです)が3本、それにいまだに名前も確認していない得体の知れない木が数本あります。 山荘の敷地は320坪。 山荘の建物と木を除いた残りの地面は、無数の雑草の天下です。 まあこれは、何事につれ放任主義のオーナーの性格を反映していると言えます。
青梅街道経由で山梨県に入った柳沢峠(塩山市)附近の山の春。
都内から青梅街道と奥多摩を経由して山荘に来ると、東京より2週間遅れの奥多摩や甲斐の山の春が楽しめます。
山荘庭の老いた山桜(5月初旬)
3本ある山桜のひとつ。 山荘周辺にはこの山桜が自生している。 近所の別荘などにはソメイヨシノなどの里桜を植えているのも多い。
写真の山桜は今にも寿命が尽きそうな老木で、今年こそは見納めの花かも、などと毎年心配させてくれる。 特に冬などは枯れ木同然で、とても生きているとは思えない哀れな姿になる。 しかし、今年も4月末が巡って来たら、あまり密ではないが、老木に似ず清楚な花を咲かせ、老木の心意地を見せてくれた。
小淵沢町の大糸サクラ(4月末)
小淵沢町は南北に長い。北端は八ヶ岳の頂上になる。この桜は南端に近い畑のど真ん中に生えている。
写真では見えないが雲が湧いているあたりが八ヶ岳の編笠山。
人間の介護を受けながらも毎年見事な枝振りを見せてくれている。 山梨県か国の天然記念物に指定されている。
山荘を建てたころからこのサクラの存在は知っていたが、4年前にドライブ中にタマタマ遭遇仰天し、急いで山荘に戻り、6X7版のカメラと重い三脚を担ぎ出して撮ったのがこの一枚。
山荘の2軒となりのペンションの秋
脱サラして東京を引き払い、当地にペンションを開いたりしている人もいる。 山荘を建てているときに、清里のあるペンションのオーナーが頭領大工のお手伝いに来ていた。 後日、そのペンションに一泊お世話になったが、ペンションの経営たけではなかなか食べていけないとのこと。 定年退職者が文字通り、年金収入で不足を補い、それに老後での田舎生活の楽しみもあればこそ、なんとかやっていけるのかも知れない。
その放任している山荘の庭。 夏にはキボシ(擬宝珠)の花がよく咲く。 ギボシは八ヶ岳高原によく見られる。 その根や葉は食べられるようだけど、まだ食べたことはない。
木の芽(アケビの新芽)、ワラビ、タラの芽は庭にもあるし、附近の山林からも採取できる。 近年、庭でタラの木は積極的に野放ししていたら、大小合わせて15本までにのさばってきた。 毎年にテンプラにして食べる。
山荘の秋。
これは山荘の北隣にある吉野別荘から山荘の入り口付近を見たもので借景です。 我が山荘にはカエデの木は1本しかありません。
山荘入り口に少し見えるのはマイカーのランドクルーザ。
雪は沢山は降らないが、一度降るとなかなか消えない。 冬は雪が無くても結構寒い。 標高が丁度1000メートルなのでこれも仕方ない。 その分は夏の涼しさが埋め合わせてくれる。
私は東北の雪国で生まれ育ったので、山荘の冬の寒さにネをあげることは今のところないが、斜向かいの山荘の老夫婦は、老躯には寒さがこたえるとの理由で、愛知県の平地に移住してしまった。 当地の山荘に来たばかりのころは、"ここに永住するつもりです"と"宣誓"していたのに・・・・・
この山荘の色の青は2008年にお色直しをしたので、今は暗赤色に変わってます。

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